毎週金曜日の子供達が寝たあとにコンビニに息抜きに行くのがここ最近の日課です。地方に住んでいるため、深夜ともなると車の交通量も断然少なくなり、(ビビりのため運転があまり好きではないので)気を揉むようなことも起こりにくくなるため、この時間帯に出かけるのは好都合です。
このサイトを立ち上げたきっかけでもある、自分の心の在り方についてよく考えることが多く、さっきもコンビニに行く道中、思案しながら運転をしていました。
狭い道を通る際に他の車とすれ違ったのですが、ふと、気が付いたことがありました。
深く考えず、「相手の車が通りにくそうだ」と思ったので、減速しながら通り過ぎるのを待ちました。その車が通り過ぎ去ったあと、なんとなく胸の奥がじんわりするような、温かい気持ちになりました。どこの誰だかわからないし、こちらが減速して待ったことが実際に相手の役に立ったかどうかはわかりませんし、親切にした(つもり)のはこちらであり、親切にしてもらったわけではありません。でもなぜか、温かい気持ちになりました。
これはまさに、「自分が今いる世界線」が変わった瞬間でした。自分が世界に放つものを変えたために、自分が受け取るもの・環境が変わりました。自分が放ったものがそのまま自分に返ってきました。これは、逆の感情でも同じことが起こっているように思います。
イライラしながら運転していると、「そんな時に限って」右折時の対向車が煽るように突進してきたります。恐らくイライラしていなければ無茶な運転をしないですし、対向車を苛立たせることもありません。
なかなか自分から行動を変えることは難しいかもしれません。まだ何も良いもの(人の優しさなど)を受け取れていないのに、自分から人に何かを与えるのは、億劫かもしれません。でも勇気を出して自分で行動を起こすことを「先に」してみることが、辛い日常を変える一歩なのかもしれません。